臨床心理士徳田 勇人

臨床心理士指定大学院卒業後、精神科でのカウンセリング業務や、福祉施設での相談業務などに従事。2017年に株式会社cotreeに入社。カウンセラーのマネジメント、心理相談業務を担当。

社員紹介の第三弾では、cotree運営スタッフであり、臨床心理士の徳田さんをご紹介します。
カウンセリング業務に加え、cotree運営として登録カウンセラーとの連携や採用の管理、カウンセラーコミュニティの運営や勉強会など、様々な業務を担っています。

社内のミーティングでは、客観的に物事を把握し、本質を捉えた意見をくれると同時に、チーム全体がバランスよく進むよう柔軟にまとめてくれます。
食事・睡眠・運動と仕事以外の生活も大切にしている徳田さん。表情が豊かで、徳田さんがいると自然と場の雰囲気が和みます。

精神科クリニックや福祉施設に従事しながら感じていたこと、cotree入社前の思い、そしてcotreeという組織の中で体現したいことを綴っています。是非お読み下さい。


入社前の思い

入社前は、一カウンセラーとして、精神科のクリニックや福祉施設で、カウンセリング業務や相談業務に従事していました。

もともとカウンセラーを志したのは、家族のうつ病発症がきっかけです。

身近で心の病気に苦しむ様子を見て、

「こんなに大変って、精神的な病気ってとんでもないものなんだ……」

と子どもながらにその重みを痛感しました。

加えて「人の心理」にもとても興味がありました。
なぜ、人によって感じ方や考え方が違うのか。人が人に惹かれる理由とはなんなのか。

例えば、子供時代にこんなことがありました。

あるとき母に、

「住宅街から夕食の支度の匂いとかシャンプーの匂いがすると、ホッとするんだよね」

と言ったところ、

「そうだね。でも、その匂いを嗅ぐと悲しい気持ちになるって言っていた人も、この世にはいるんだよね」

と、ポロっと言われました。それが一体どういうことなのか、その時は全く理解ができませんでした。

でも、自分が当たり前に幸せに感じているものから、悲しみを感じている人がいるということを知り

「はっきりとはわからないけれど、もしかしたらそれは、その人にとって辛いことなんじゃないんだろうか」

と感じたことは覚えています。
当時そう思ったことも、カウンセラーの道を歩もうと思ったきっかけの一つなのだと思います。

cotreeとの出会い

カウンセラーとなり、実際にカウンセリングの現場に出るようになって抱いた気持ちは、ある種の違和感でした。

「医療機関に受診される方は、すでに困り切って大変な状況にいる人が多い。でも、この世には医療機関やカウンセリングルームにはこない、漠然と困っている人たちはもっともっといるのではないか」

漠然とそう感じ、相談室にいることに次第に歯がゆさを感じるようになりました。

「カウンセリングをもっと身近に、気軽な気持ちで受けてもらえないか」
「自分自身を日々振り返りような、メンテナンス目的で使ってもらえないか」
「そのために自分ができることはどんなことか」

そんな気持ちで日々を過ごしていた時。たまたま見た雑誌に、代表櫻本のインタビュー記事が載っているのを見つけました。

そこで櫻本が語っていたビジョンや価値観は、自分の考えていたことと共通するものを強く感じ、完全に運命を感じてしまい、即座に履歴書を送りました。

大した経験もない、やる気があるだけの若者(いうほど若くもないですけど 笑)だっただろうと思うのですが、

「運営としてカウンセリングを広めることに携わりたいと考えていたので、できれば運営に関わらせてください!」

と懇願し、まずはアルバイト雇用からスタート。

登録カウンセラーのみならず、運営として関わらせていただき、その後、社員としてのキャリアがスタートしました。

cotreeで働くということ

cotreeでの働きは、専門性を孕んだ臨床心理士としてのキャリアではあるものの、カウンセラーとしては異例のキャリアと言えるでしょう。
極端な言い方をすれば、国内で唯一かもしれません。

自分が今後どうなっていくのかについて、不安ゼロ、と言ったら嘘になります。

ただ、cotreeという会社の方向性やビジョンに対して、アルバイト時代から今までを経て、自分の中で信頼のできる会社だと判を押しているので、会社の今後に迷いや葛藤は当初からありませんでしたし、それは今も変わりません。

「同じやりがいを感じたい!」
「新しいキャリアを開拓したい!」

という心理士さんがいらっしゃれば、ぜひ一緒に働きましょう 笑

元々カウンセラー業界でずっと働いていたため、ビジネスのナレッジはゼロです。
働き始めのころは、慣れないビジネス用語や考え方に放心状態になることもしばしばで、正直今でも何が何だか分からなくなることがあるので 笑、その度に周囲のスタッフに助け舟を出してもらっています。

cotreeでの業務の中では、臨床⇔ビジネスの翻訳が必要不可欠だと考えています。

登録カウンセラーさんたちが働きやすい環境にすること、クライアントさんの息苦しい状況を少しでも軽減すること、
そして、cotreeの会社の価値を最大限にすること、その実現のための橋渡しのような役割が担えればと考えています。
それが自分の大きな役割であり、そこがとても難しいなと感じています。

新しいことに関わらせてもらっているので、とても楽しく、ありがたい毎日です。

cotreeという組織で体現したいこと

自分だけではなく、人のことも気にかけられるような、お互いが支え合える、組織や世界にしていきたい。
自然に助け合いが生まれ、cotreeで働いたり関わることで、人生が豊かになるような組織にしたい。

仕事は個人でするものではなく、チームでするものだと確信を持っています。
ですが、どんなに気が合うメンバーだったとしても、人が集まれば必ず不和は生まれる。

不和を生ませないことではなく、その不和を、チームでどう乗り越えていくのか。
不和を栄養にして、チームのみならず個々人がどう成長していくのか。

それが、組織にもっとも重要なことだと考えています。

そのことを、このチームを持って体現し、
やさしさでつながることでこんなにも価値が生まれるんだということを、証明したいと思っています。


■インターン生からの一言■

自分が当たり前に幸せに感じているものから、悲しみを感じている人がいるということを知ったことが一つのきっかけで、カウンセラーという仕事に興味を持ったという徳田さん。

カウンセラーとして目の前の一人の苦しみや悲しみに寄り添う徳田さんをみて、カウンセラーという仕事は、息苦しい状況にいる誰かの側に立ち、その人生に意味を生み出す手助けをしてくれるような、とても素敵な仕事だと思いました。

一方で、生きづらさを抱えながらも誰にも頼ることが出来ず、一人で必死に頑張っている人が沢山います。そんな方々と、カウンセラーさんを繋げていくことが、cotreeの役割だと思います。自然と助け合いながら自分も相手も幸せになるような、やさしい社会を作っていきたいと思いました。

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