マーケティング平山 和樹

新卒でスタートアップに入社し、数千万規模のプロジェクトのリーダーとして要件定義、業務設計、進行管理などを担当。2018年より株式会社cotreeにてwebマーケティング・メディア運営業務を担当。

社員紹介の第一弾では、cotree.jp全体のグロースハック担当として、マーケティング、メディア運営等幅広く担当している平山さんをご紹介します。
社内の「爆笑担当」であり、cotreeを育てていく「いきものがかり」でもある平山さん。いるだけでパッと場の雰囲気が明るくなる、ひまわりのような存在です。
スピード感を持って積極的に企画を打ち出し、皆を引っ張っていく力強さが、cotreeの会社全体に大きな風を吹かせているような気がします。

そんな平山さんが、苦しかった時期に自分と向き合ったこと、cotreeに入社するまでの過程や今の心情を綴っています。ぜひお読み下さい。


「とにかくワクワクすることに飛び込んでみたい」

昔から、好奇心と探究心が人一倍ある子供だったように思います。
地方国立大学の農学部に所属していた大学生時代、のんびりした雰囲気になんとなく焦りを感じていました。

ゆったりしたスピード感から抜け出したくて、あるIT系ベンチャーの会社説明会を受けたときのこと。
これからインターネットによって、大きく世界が変わっていくことを改めて感じて、心からワクワクしました。

気づいたら説明会の直後、その会社のアドレスに、

「どうしても働きたいです。足りないことがあればどれだけ努力しても身につける覚悟があります。」

という内容のメールを送っていました。

経験のないIT業界で採用してもらうには、誠意と熱意を伝えるしかないと思い、精一杯の思いをつづったメールでした。
その後、無事採用され、自分の社会人生活は熱い思いとともにスタートを切りました。

「仕事が終わらない……寝ると明日になるから、寝るのが怖い」

はじめての社会人生活を送った約4年間。

優秀な人に囲まれ、手を上げれば挑戦できる、素晴らしい環境で働くことができました。

違和感を感じたのは、2017年の8月頃。
なぜだか疲れが溜まりやすく、集中力が続かない、そんな状態が続くようになりました。

そのため、仕事も終わらず、夜遅くまで起きている毎日。
だんだんと夜寝ることも不安を覚えるようになりました。

「仕事が終わらない……寝ると明日になるから、寝るのが怖い」
「でも、寝ないと明日がもたない……」

だれにも相談できず、ただただ毎日を乗り切ることに必死だった、そんなある日。朝起きると体が動かなくなっていました。
会社に行くことへの恐怖で、とても耐えられないような状態でした。そこからは、色々なことができなくなるまでは、あっという間で、

ほどなくして、休職することが決まりました。

「溢れ出ていたモチベーションを、どこを探しても見つけらなかった」

休職してからは、しばらく何に対してもやる気が起きない状態が続きました。

それまで溢れ出ていたはずのモチベーションは、どこを探しても見つけることができませんでした。
そして、ふと、自分の気持ちがわからなくなっていることに気づきました。

「嬉しいって、なんだっけ」
「つらいって、どんな感じだっけ」

自分の中身がからっぽになってしまったような感覚。

今までできていたことができない。どこにも向かえていないし、前に進めていない。自分に失望して、未来に希望を持てていない。

これはさすがにまずいと思い、ある日を境に、どうやったら自分の気持ちを取り戻せるかを考えるようになりました。

ひたすら内省して、自分の気持ちに気づけた

まずは始めたのは、ランニング。
無心で走ることで、自分の鼓動と体の熱を感じる身体感覚を思い出すことができました。

日記もつけるようになりました。
自分の気持ちをすべて書くことで、色々な気持ちを認め、受け入れることができました。

また「内観」という1週間外部との接点を切り、人生を振り返る体験もしました。
目に見えなくて非常に曖昧だけど、胸の真ん中が温かくなるような、
とても不思議な体験でした。

そういった作業を通じて、

「もしかしたらこれが、今まできちんと見てあげられなかった”自分の気持ち”なのかもしれない」

ぼんやりとそう思うようになりました。

「ふらっと散歩に出かけるくらいの気持ちで、退職を決めた」

その後、数ヶ月海外を回り、帰国をして落ち着いてきた頃に改めて会社に戻るかどうかを考えました。
熱望して入った会社でしたが、振り返ってみると根本のモチベ-ションは”不安と自己否定”でした。

「本当は自信がない。でも、周りの期待に応え続けないと……」

駆け抜けている中で、自分の気持ちは決して安心することはありませんでした。

「もしかしたら自分は、不安から目を背けるために強烈な逃避行動していたのかもしれない」

改めてみた自分の行動からは、そんな印象を受けました。

そして、

「立ち止まることは市場的に見ると停滞だけど、走ることしかできなかった自分としては、むしろ大きな前進だ」

そう捉えることができました。
色んなことを考えて出した結論だったので、最後は、ふらっと散歩に出かけるくらいの気持ちで、退職を決められました。

cotreeでなら今までと違う景色がみられるかもしれない

求職中は、自分の得意が活かせて、興味のあることを仕事にしたいと思い、「メンタルヘルス×ベンチャー×メディア×toC」で、仕事を探し始めました。
探しているうちに、soarさんで櫻本さんの記事を見つけました。

「生産的であらねばならない」
「自分の気持ちを後回しにして、会社に求められる自分でなくてはならない」

当時の自分の気持ちに近い言葉が多くて、とても共感したことを今でも鮮明に覚えています。

カウンセラーとクライアント、利用者と運営者、一歩間違えばどちらかに偏ってしまいそうな両者の幸せをひたむきに目指す、あきらめない強い決意のようなものを感じて、

「ここなら今までと違う景色がみられるかもしれない」

そう思い、記事を読んだ当日に、求人に応募をしていました。

櫻本さんと面談をして、ゆっくり丁寧にサービスをつくっていきたいこと、社内の人も大切にしていきたいこと、などを詳しく聞いて、また、やわらかさと強さが共存している人柄にも惹かれて、

「一緒に働いてみたいな」

という気持ちが強くなりました。

たまたまタイミングよくメディアに力を入れていきたいということで、メディア運営担当というポジションで、参加することが決まりました。

メンバーの持つ「やさしさ」と「つよさ」

最初はメディア担当でしたが、現在はcotree.jp全体のグロースハック担当として、KPI設計やマーケティング、UX改善、メディア運営等々を幅広く担当しています。

関わっている期間はまだ6ヶ月ですが、それ以上に長い時間いるような感覚があります。
その理由は、cotreeの”やわらかい雰囲気”にあるような気がしていて、

「自分と同じ痛みを繰り返さないようにするやさしさ」
「ビジョンやミッションに共感して、同じ場所を目指すことができる強さ」

そういった「やさしさ」と「つよさ」を全員が持っているからこそ、居心地の良い雰囲気になっているのかな、と感じています。

サービスと人への信頼が、使うかどうかを決める大きな要素になる

これからの時代、メンタルヘルス業界を含め、サービスと運営者への信頼が利用を決める大事な要素だと考えてます。
社内でも「少しずつ会社やサービス、または社員に対する信頼を積み上げていきたい」と全員で話し合いました。

そのために、『社内の人の気持ちやどんなことを目指しているのか』をオープンにしたいと思い、社員コンテンツの作成や「cotreeとは」ページの作成などを実施しています。

cotreeのビジョンの文章で、特に共感している文章があります。

「ひとりひとりの生き生きした物語に溢れた社会をつくるために、まずは私たち自身がその体現者でありたい」

ユーザーさん一人ひとりの物語を紡いでいく支えになるために、まずは自分たちから物語や思いを発信することが大事だと思っています。

「もっと気軽につかっていいし、もっと寄りかかってもいい」

カウンセリングというものの認知度はまだまだ低く、活用のされ方の認識に偏りがあると感じています。

「もっと気軽につかっていいし、もっと寄りかかってもいい」

色々な人にご協力をしていただきながら、またcotreeらしさを大切にしながら、もっともっと信頼されるサービスにしていきたいと思っています。

日常の中で自然に使えて、思わず人に紹介したくなるような、そんなサービス。
これから先もユーザーさんと一緒に手を取り合って、がんばっていきたいと思います。


■インターン生からの一言■

「誰にも相談できずなんとか毎日を乗り切るしかなかった」という苦しい状況になって、改めて「自分の気持ち」をちゃんと見てあげることの大切さに気づいたという平山さん。

このような体験を経て、ユーザーさん一人一人の顔を思い浮かべながら誠実に仕事に取り組む、現在の平山さんの姿があるのだと知りました。

自分の声を聞いて、ちゃんと自分の気持ちをみてあげる。簡単なようで、とても難しいことだと思います。
走り続けていたらいつの間にか自分の気持ちが分からなくなってしまった、これは誰にでも起こり得ることではないでしょうか。
そんな時に、相談できる「誰か」がいたら。そして、cotreeがその「誰か」になれたらと、心から思います。

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